青色のペン、水色の便箋。-monophonic-
いつもはあなたからくれた
手紙を今度はわたしから
タイトルは少し照れるから
滲んだ言葉で誤魔化して
書き出しは何がいいかな
言葉にしちゃうと照れるけど
文字でならちゃんと言えるかな
あなたは受け取ってくれるかな
いつもはあなたからくれた
手紙を今度はわたしから
言いたい言葉が山積みで
少しだけ量も多いけど
少し洒落た色を使って
すぐに伝わりにくい言葉で
それでも真っ直ぐ綴るから
あなたは受け取ってくれるかな
いつもはあなたからくれた
手紙を今度はわたしから
手渡しはやっぱ照れるから
書けたらポストに投げようか
可愛い切手を見つけたよ
あなたは気に入ってくれるかな
手渡しじゃないと怒るかな
それでも受け取ってくれるかな
いつもはあなたからくれた
手紙は今度はわたしから
言いたい気持ちを文字にして
綴った思いに色つけて
書き出しは「いつもありがとう」
それ以外どうも浮かばない
タイトルはちょっと照れるけど
「わたしからあなたへのラブレター」
あなたは受け取ってくれるかな
A [mono]
晴れでも雨でも変わらない日々と
娯楽は今日も予定で潰れていく
始めた何かも数分後には別の何かに
意識ごと乗っ取られる
笑顔でいたい幸せになりたい
その糧になぜか不満を重ねている
周りの空気を読むことに長けて
痛みに慣れて麻痺して沈んでいく
やりたくないことばっかだ
逃げ出したいことばっかだ
逃げ出せないことばっかだ
なんて脅されてばっかだ
全部間に受けてばっかだ
「あれ正しいこと」「これ優しいこと」抱いて沈めない
知らない誰かの所為で泣くのなら全部捨ててやる
「どうも臭いんだ」「まずい腐っちゃう」なんて言う前に
「大事なものだけ守る弱さ」だけ他は捨ててやる
忘れてたお昼に淹れたコーヒー
飲んでみたら味は既に変わっている
楽しみにしてたスイーツの賞味期限を忘れて
過ぎてしまっている
くるくるアニメみたいに繰り返す
事に疑問と不安が芽生えている
だからさ
ぐっとはみ出してわがままを言って
世界が変わるか少し見てみたんだ
…そんなもんか
心が弱いと言葉が弱いと何も守れない
強けりゃ強いで人を傷つけてそれで傷ついて
これで傷つけてそれで傷ついていつか疲れちゃう
そんな世界なら僕を守るのは僕でいたいから
「あれ正しいこと」「これ優しいこと」抱いて沈めない
知らない誰かの所為で泣くのなら全部捨ててやる
「どうも臭いんだ」「まずい腐っちゃう」なんて言う前に
「大事なものだけ守る弱さ」だけ他は捨ててやる
どんなに君が頑張っても、
報われないことの方がおいのだろう。[mono]
朝焼けが焼け消えるまで
夕焼けが焼け切れるまで
頑張れと歌を歌うよ
消えそうな時でも声が枯れても
僕の拙い声を振るわせ
スピーカー越しに電子音を
ヘタクソでも僕は歌うよ
君への頑張れを抱えて
どんなに君が頑張っても報われない事の方が多いのだろう
僕はその時何ができるのだろう
泣きも笑いも僕はできると思うんだ
少年漫画の主人公みたいに今週も君は休まず頑張ってんだろう
僕はその時何ができるのだろう
歌う事しか僕はできないやつだけど
朝焼けが焼け消えるまで
夕焼けが焼け切れるまで
頑張れの歌を歌うよ
錆びついたエレキギターを抱えて
僕の拙い声とビートで
ノイズがひどい錆びたマイクで
ヘタクソな歌を歌うよ
君への「頑張れ」を抱えて
どんなに僕が君に叫んでも君は僕の声に気付かないかもしれない
僕はそれでも歌い続けるだろう
君の夢が叶う時まで僕は歌うのだろう
朝焼けが焼け消えるまで
夕焼けが焼け切れるまで
頑張れの歌を歌うよ
錆びついたエレキギターを抱えて
僕の拙い声を振るわせ
スピーカー越しに電子音を
ヘタクソでも僕は歌うよ
君への頑張れを抱えて
明日のあなたと生きたいの-monophonic-
どうか忘れないで
人間だけが祝福されて生まれてくるの
どうか覚えていて
人間だけが惜しまれながら死んでいくの
どうか忘れないで
人間だから苦しいこともたくさんあるの
だけど忘れないで
人間だからあなたと僕は愛し合えるの
僕たちは風になって漂いながら
僕たちは風になってあなたと共に
僕たちは風になってあなたと手を取り
暖かいところを目指すんです
どうか忘れないで
僕たちいつも沢山のものを欲しがるけど
どうか覚えていて
両手で掴む大事なものだけあれば足りるの
僕たちは風になって漂いながら
僕たちは風になってあなたと共に
僕たちは風になってあなたと手を取り
暖かいところを目指すんです
偉くなくたって大きくなくたって
みっともなくたって汚泥に塗れてたって
いつの日か僕ら手を取り風に運ばれて
暖かいところを目指せます
綺麗事だとか建前だとかが
何かのせいにして僕らに銃を向けたなら
君の両手を掴んで今すぐここを抜け出すの
僕は明日もあなたと生きたいの
僕は明日をあなたといきたいの
ピピポポ
よく混ぜたジュースに似た様なドロドロさが鍵
知ってるんでしょ
けったいなこじつけ繕うのね「お大事に」
建前を本音と仮定してその建前をまた本音とすると
三角定規だって容易く傷み刻むでしょう
多面性の正義の裏の悪も誰かの是で白に変わるのね
聖戦を主張する彼も多分そうなんでしょう
曖昧なあなたの言い分を完膚なきまでに論破して
満たされたい欲も満ち満ちる溢れる溢れる溢れた
今日はどこ行こう
悪魔の住む場所
天使が喰む感情
傷む外傷荒む辛い内情
よく混ぜたジュースも5分後は淀みがかってく
深くなってく
建前を煮詰めた飴玉を今日もあの子は笑顔で食べてる
よく知らない人がヘマをしてネットでなんかすごく叩かれてる
ああ今日も僕たちはこんなにも平穏です。
曖昧な「こうあるべき」ばかり啓蒙じみた洗脳を展開
満たされた盃を溢してその次、また次、求めてる
そういった高々なあなたをナイフでばさり「嫌い」と切ったら
満たされたい私満ち満ちて溢れる
今日はどこ行こう
悪魔の住む場所
天使が喰む感情
傷む外傷荒む辛い内情
今日はどこ行こう
悪魔とどこ行こう
天使が喰む感情
聞こえないないふりでナイナイしよう
こっちきて遊びましょ
まだ甘え足りないでしょ?
こっちきて踊りましょ
ワガママが足りないでしょ?
我儘を言いたいでしょ?
僕にはそれだけでよかった [mono]
大事な物が一つあって
大事な事が一つあった
僕にはそれだけでよかった
僕にはそれだけでよかった
大事な物が一つあって
大事な事が一つあった
二人はそれだけでよかった
二人はそれだけでよかった
ひとりの時はひとりぼっち
それだけで世界は回った
ふたりの時はふたりぼっち
それだけで世界はよかった
夜のしじまの中響いたのは聴こえたのは
遠く泣いた星の泣き止む声
飛び立つ声
大事な物が一つあって
大事な事が一つあった
それだけで世界はよかった
二人はそれだけでよかった
遠く生きる二人で会えたんだ
出逢えたんだ
夢を見たんだ
夢を見たんだ
なんとなく上々だ。
二人解かした時間が特別じゃなくなる
夢に出てこなくなって目覚めたらすぐに逢える
そして暖かい部屋で無駄な時間過ごそうよ
なんて夢を見てるんだ
言うと笑われちゃうかな
冬がはじまる予感が僕の胸を弾ませる
君に贈るプレゼント今年は何が良いかな
眩しい街の明かりはどこかものがなしいけど
僕はずっと笑ってる
不思議と笑えてしまう
夢を見れない時間が見れる夢を積もらせる
夜が来たら出かけよう
何も怖くはないのだ
子供じゃいられなくても今日は大人をやめてさ
僕と君で楽しもうなんて夢を見過ぎかな
冬が染み込む時間が僕の心躍らせる
君に贈るプレゼント
リボンは何が良いかな
眩しい街の明かりはどこかものがなしいけど
僕はずっと笑ってる
不思議と笑えてしまう
冬が染み込む夜には二人暖かい部屋で
白菜が安かったら今夜は鍋をつついて
冬が染み込む夜には二人暖かい部屋で
雪がもし降ったならば外であの頃のように